2021年2月28日日曜日

”Raspberry Pi 4” に、”WSJT-X”をインストール(3)最終回

Raspberry Pi を、PC側からリモート操作する為に、
PCに、VNCクライアントをインストールする。
 
RealVNC を使用
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/
 

 
Download VNC Viewer をクリックしダウンロード 
VNC Viewer をインストール
 
インストール過程は省略
 
 
Raspberry Pi 4 電源オン
VNC Viewerを起動
 
画面右クリックで出るメニューの、New connection...をクリック
 
Raspberry Pi を登録
VNC Server:  事前に確認した Raspberry Pi の IPアドレス
Name:  分かり易い様にニックネームを登録
OK をクリック
(画像例で、64bit とか表記していますが無視してください 😜)
 
VNC Viewer にアイコンが登録され完了
 
アイコンをダブルクリックして接続開始
初回のみ警告がでるので、Continue をクリック
 
Raspberry Pi のログイン設定を聞いてくる

Username: pi
Password: 先に設定したパスワード
Remember password にチェックする
OKをクリック
 
少し間が空いて、Raspberry Pi の画面が表示される

今後、Raspberry Pi の操作はこの画面から行います。
 
左上の Web Browser アイコンをクリックして起動
WSJT-X と入力して検索
 
検索結果から、本家 WSJT-X のサイトにアクセス
 
WSJT-X ページからインストール・パッケージを選択
WSJT-X 2.3.0 或いは WSJT-X 2.4.0-rc1 から
Raspberry Pi OS 用をクリック
  (Raspberry Pi OS Buster, ARMv6)
 
ファイルをダウンロード
keep をクリック
 
ダウンロードしたファイルを起動
Open をクリック
 
インストールを開始
install をクリック
 
インストールの最終確認
Raspberry Pi のパスワードを入力して、OKをクリック
インストールが始まる
 
インストールが終わると
アプリケーション・メニューの、Sound & Voice に wsjtx として登録されている
 
wsjtx をクリックすると、見慣れた画面が立ち上がってきました。
 
ここから先の、WSJT-Xの設定は基本同じです
 
TS-480 と USBIF4CW Gen.3(自己改造版)を使った、
Radio と Audio の設定
 
Radio 設定:Serial Port は、   /dev/ttyUSB0
Test CAT をクリックしてテスト成功してもグリーンになりません
エラーが出なければOKです
 
Audio 設定:Input/Output 共    sysdefaultCARD=System

 
その後、TS-480 に SCU-17 を使った場合も確認
Radio の設定は、同じ Serial Port   /dev/ttyUSB0
        Handshake = Hardware
Audio の設定は、Input/Output 共 sysdefaultCARD=CODEC
で動作しました。
「 但し、メーカの異なる組み合わせなので・・・
  何かの拍子にCAT関係のエラーが出る事があります。
  エラーが出だしたらリグの電源を一旦切る事で解消します。
  これは、Windows PC でも同じ症状が出る。」
 
目的のメインが受信なので、送信関係を詳しく確認はしていないが
一応送信出来ている様子
 
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画面のテキストとかは、コピー/ペーストで出来ますが、
ファイルをやり取りするには
 
Raspberry Pi 側からPCへ送る
VNCアイコンを右クリックして出るメニューの、File Transfer をクリック
 
開いた画面の、Send files をクリック
 
ファイルの場所の選択
 
ファイルを選択し、OKをクリックで転送
 
PC側からも通知表示がある
 
PC側からは、VNC Viewer の Transfer files をクリック
(マウスポインタを上部に置くと表示される)

 
 
ファイルを選択して、”開く”をクリックすると転送する

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Raspberry Pi 4 になって
メモリは4GBあるし、CPU能力アップし64-bit版OSもサポート
USB-3 が2ポートなど、I/O系も速度アップが期待出来ます。
一昔前のPCより遥かに高性能になっています。
WSJT-X のデコード時間で見ると、
ノイズだらけの時に"FST4W-1800"をデコードする場合、
Intel Core i5 クラスよりは時間が掛かりますが、
FT8 のデコードなどは差が無いように見えます。
 
以上
 

 
 

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