2019年4月28日日曜日

EU1KY AA(アンテナ・アナライザ)を作る (6)

Si5351 周波数補正


CEC版 Ver0.4 では、WSPR/FT8/JT65/JT9 信号が発生できます。
試してみると WSJT-X でそれぞれデコード出来るのですが、
周波数が微妙にズレている様子
1500Hzで指定しているのが300Hz台でデコードしています。



周波数補正方法が、KD8CEC さんのサイトで紹介されていました。
http://www.hamskey.com/2019/04/how-to-frequency-calibration-on-eu1ky.html#more

そこで、FT-991 を利用して周波数補正してみる。
使う周波数は高い方が良いとの事で、今回は 50.3MHz
モードは、CW-USB


適当なケーブルを S1-PORT に接続


メニュー画面、RF Generator にタッチ

Frequency にタッチして周波数設定

周波数を、50.300MHz に設定し OK にタッチ

この状態で信号は出力されています

FT-991 で、50.300MHz 付近のビート信号を探して
ZIN をタッチ
現在の実際の信号は、50.29886MHz となりました。

EU1KY AA の Si5351 補正値を設定
メニュー画面から
Configuration -> Configuration
Next param> を数回タッチして
SI5351_CORR” 画面を出す

初期状態では、”0”になっています

この補正値は
(27/50.3) x (50298860-50300000) = -611.9284
になったので・・・
-612 を最初に設定し・・・徐々に微調整後、
最終的に -630 としました。

補正後ほぼピッタリになりました。


補正後の確認で、50.313MHz FT8 1500Hz を送信させる。
メニュー画面から
WSPR/FT8/JT65 にタッチ
MODE/Band を選択
メッセージを適当に入力
"[S1] 2mA" 部分にタッチで、出力ポートとパワーの切換えが出来ます。

右下 RTC Send にタッチで時刻同期で1回メッセージを送信。



デコード結果は、1589Hz
もう少し追い込めそうですが・・・
アンテナ・アナライザとしては・・・
そこまで必要ないと思うので、この辺で妥協しました!


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