2019年4月22日月曜日

EU1KY AA(アンテナ・アナライザ)を作る (4)

セットアップ


前もってキャリブレーション用の
50Ω ロードとショート・プラグを作っておきます。
1/8W 51Ωの中から50Ωに近いのを探して、SMAプラグの中に組み込んだ物

ショートは単純にハンダを流し込んで作成




コンフィグレーション項目、設定例

CEC版 Ver 0.40 にアップデートしています。

SDカードは、4GBの物を初期化して使用

メニュー画面 Configuration をタッチ


次の画面、Configuration をタッチ

SDカードが初期化された直後では、None になっているので
A を選択して
Next param> にタッチし、次項目へ


以降、各項目を設定
1回目は、SHOW_HIDDEN=NO になっているので
左側の項目しか表示されません。 

追記:最新ファームウェアに合わせた表に差し替えました。2021/05/30

全項目設定が終わったら、Save and exit にタッチしてデータを保存
リブートして再度メニュー画面になる

Oscillator Test(Fmax)

(Si5351 の能力テスト)
メニュー画面 Configuration をタッチ

次の画面、Calibration をタッチ
Oscillator Test(Fmax) をタッチ

Si5351 の能力テストが始まるので結果が表示されるまで待つ
Fosc:292MHz
Fosc:1450MHz と結果が出ました

Save and exit にタッチして保存
これで、Configuration の"SI5351_MAX_FREQ"と"BAND_FMAX"に
反映してくれます。
メニュー画面から
Configuration を確認すると、この結果が反映されています。

ハードウェア・キャリブレーション

RF Board 上のジャンパーを、WORK から HWC へ変更しておく
測定ポートには、何も接続しない

メニュー画面 Configuration をタッチ
次の画面、Calibration をタッチ
HW Calibration,only at first run !!! をタッチ


Start HW Caribration にタッチしキャリブレーションを実行

Success が表示されたら、Exit にタッチして終了
RF Board 上のジャンパーを、HWC から WORK へ戻す
 

OSL Calibration

Calibration メニュー画面から
OSL Calibration,use calibration kit !!! をタッチ

ショートプラグと50Ωロードを使い
三種類の条件でキャリブレーションを実施
Scan short
Scan Load
Scan open

Save and exit にタッチして保存

[S21] Gain Calibration

あらかじめ、Configuration項目 37 で設定したアッテネーター(40dB)を
用意しておく
Calibration メニュー画面から
[S21] Gain Calibration for VNA をタッチ

測定ポートのS1とS21(後から追加したポート)を
ジャンパーケーブルなどで接続後
"(1)S21 calibration without attenuator" をタッチ
 
Success が表示されたら、
測定ポートのS1とS21(後から追加したポート)間に
アッテネーターを追加して接続後
"(2)S21 calibration with attenuator"をタッチ
 
Success(2) が表示されたら"Exit"タッチして終了

以上でセットアップは終了です。

本家 KD8CEC さんのページは、
http://www.hamskey.com/2019/02/4-antenna-analyzereu1ky-how-to-setup.html#more




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