2021年9月5日日曜日

FlydogSDR 修理(1)

何も受信出来なくなった FlydogSDR
 
admin 画面は表示され、Log を見てもコレという物も無し
FPGA も反応している雰囲気
Webクライアントでは画面が出るが、HF-1/HF-2 どちらも
ウオーターフォールが真っ黒のまま無反応
GPS だけは受信している
 
何の確証も無いがとりあえず、 ADC の LTC2208 が悪いと判断し
CHIP の張り替えに挑戦してみました。
(と言うか、FPGAは”張り替えなんか到底無理”と感じたので、
 残った LTC2208 を張り替えた・・・ が本音!)
 
何とか、はがした状態です。
一応カプトン・テープで養生したのですが・・・
テープの密着具合とヒートガンの風量が強すぎたせいか
赤矢印の2か所が外れ、
黄色矢印の2か所がズレてしまった。
 
青矢印パターン部分は茶色く変色していた。
(この写真は、半田ごてで馴らしてしまった後なので実際と異なります)
 
 
 
外した、ADC LTC2208
 
LTC2208 裏面のココ(赤矢印)が変色していたので、
パターンと半田されていなかった様子
チップが意外と簡単に外れた事からも、そんな気がする。。。
(この写真は、半田ごてで馴らしてしまった後なので実際と異なります)
 

LTC2208 が届いた
2個セットの物を購入。 (当然?)AliExpress からです・・・ 
 
最初はヒートガンを使い固定し、
仕上げは結局半田ごてとなりました。
 
周辺パーツの、外れていた物とズレていたのを修復した。
見た目が悪いけど・・・気にしない!
 
 
パーツが込み入っている部分への、ヒートガンの使用は結構難しいです。。。
周辺のパーツが、対象部分と一緒に外れたり移動します。
で、結局最後は半田ごての出番となりました。
 
拡大鏡を使いながら、一番細いコテ先で半田付け。
特に、LTC2208 周りは・・老眼には”辛い”作業です!!
全ピン再半田しました。

半田ごては、30Wのシンプルな物。


最初は常用しているコッチの半田ごてを使っていましたが、
コテ先がコレではまだ太いので、不充分だったようです・・
一回目は、見事に復活失敗しました!。 

念のため、もう一度一番細いコテ先で半田付けしたら・・復活成功~~!
受信出来るようになりました。
 
ただ、LTC2208 の発熱が凄いので
本格復帰は放熱関係を見直した後に。。。
 
*** 続く ***
 
 
 
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今回使ったヒートガン
半田ごてと予備ヒータとのセット商品
耐熱シリコン・マットも同時購入
 
この位置に置くと、センサーが働き冷やしながら待機状態になります。
 
330℃に設定
マルチメータの温度測定でも同じ様な数値になるので
正しく動作しているようです。

 





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