開発者 EU1KY 御本人が
"modified by DH1AKF and KD8CEC"版をベースに
色々修正した最新版をリリースされていたので更新してみた。
入手先は以下から
https://github.com/EU1KY/Analyzer_EU1KY_CEC_AKF/releases/tag/1.04
"2021_05_06.1.04.zip"をクリックしてダウンロードする
ダウンロードしたファイルを解凍すると
"F7Discovery.bin"が出来る
STM32 ST-LINK Utility で更新作業 ---> 詳細は後記
ファームウェアCONFIG 設定一覧
項目2は廃止、31~38が追加されている
久しぶりのファームウェア更新だったので、忘れない様に備忘録。
ハード側のジャンパー変更
電源(+5V)は通常 外部入力で使用しているので
ジャンパーは、"5V ext"にセットしている
PC側でデバイスを認識しているのを確認
デバイスマネージャーでの表示例
PC側で、"STM32 ST-LINK Utility"を起動
Target Connect をクリックしてデバイスを接続
接続したデバイスの概要が表示される
Open file. をクリック
ダウンロードした新しいファームウェアを指定
正しくロードされたのを確認
Program & Verify... をクリックしてデバイスに書込み
確認に対して、"start"をクリック
書込み終了したら、"STM32 ST-LINK Utility"を終了
USBケーブルを外す
ジャンパーを"5V ext"に戻す
通常使用形態で電源ON
タッチパネルの"Configuration"-->"Configuration"で
各CONFIG値の確認/設定を実施
良い機会だったので、数年ぶりにフル・キャリブレーションをしてみた。
ファームウェア更新前に、
STM32ボードに挿入しているSDカードを一旦外してフォーマット実施
(同じ系統のファームウェアなので、これは不要かもしれない)
キャリブレーション手順は過去の投稿記事で
周波数補正 Si5351_CORR(表項目6)の設定手順は、
コチラの過去投稿記事
*追加された項目での注意
S21ポートのキャリブレーションで、アッテネーターを入れたテストが
追加されているので、あらかじめ準備しておき(10dB~60dBのどれか)
その値をCONFIGに設定しておく(表項目37)
SERIAL_EMULATION(表項目31)を
AA600 に設定した時 :COM_SPEED(表項目22)=38400
NanoVNA に設定した時:COM_SPEED(表項目22)=115200
のように、それぞれに"COM_SPEED"を合わせる事。
この設定で"ST Link USB"とPCを接続し
RigExpert の"AntScope"或いは"NanoVNA-Saver"と言ったアプリで
このアンテナアナライザと連動出来るようになります。
(但し、"NanoVNA-Saver" v0.3.8 では一部修正が必要)
AntScope2
https://rigexpert.com/products/software/antscope2/
NanoVNA-Saver
https://github.com/NanoVNA-Saver/nanovna-saver
今回の情報元
https://groups.io/g/Analyzer-EU1KY/topics
EU1KY AA に関して判り易くまとめられたサイト
http://ha3hz.hu/hu/home/top-nav/12-seged-berendezesek/12-eu1ky-antenna-analizator
最初は英語表示でない、ページ・トップ左の"Select Language"でEnglishを選択
備忘録おわり
0 件のコメント:
コメントを投稿