前回からの続き
ハードの組み立てだけでは動作しないので・・・
ソフト編
まず、Arduino Nano(互換品)を PC(windows10) にUSB接続し
認識するのを確認。
初めての接続なら、(多分?)自動でドライバがインストールされると思います。
左下”スタート”を右クリックしてデバイスマネージャーを起動
デバイスマネージャーの画面例
ポートに、USB-SERIAL CH340(COM15) と有るのが Arduino Nano
Arduino統合アプリ(Arduino IDE)をインストール
https://www.arduino.cc/en/software
今は、ここをクリック 😅
インストール過程は省略
ソース・ファイルのダウンロード
http://www.knology.net/~gmarcus/
w3pm_RTC_FST4W_WSPR_V1.ino をダウンロード
ターゲットを右クリックし、名前を付けて保存
Arduino IDE を起動
ファイル --> 開く で、w3pm_RTC_FST4W_WSPR_V1.ino を選択
OKをクリック
ファイル --> 環境設定 設定例
行番号が表示されない時ここで設定
Arduino Nano 接続設定
プロセッサの設定
かなり前に購入した互換品なので、Old Bootloader で動作した
シリアルポートは事前に確認したポートを指定
IDE 画面の右下に設定(前回)が表示されている。
これで環境設定が終わったので、
正しく動作するか左上の書込みをクリックして確認
エラー有れば上記設定を再確認
ソース・コードの修正
コールサイン、グリッドロケータ、送信出力電力を自局に合わせる
http://www.knology.net/~gmarcus/ から
WSPRMSG.exe をダウンロード
WSPRMSG を起動し、3項目を入力すると
WSPRMSG.txt が出来る
Arduino IDE 画面
行番号296~301を書き換える
WSPRMSG.txtの該当部分をコピーして貼り付け
書き換え後
次に、FST4W分
面倒なのでバッチファイルを作成した
fst4sim.bat として下記を作る
+++++++++++++ start ++++++++++++++++++
@echo off
cd C:\WSJT\wsjtx\bin
echo +-------------------------------------------------------+
echo 出力先に有る、古いファイルを削除します。
echo +-------------------------------------------------------+
if exist FST4W_message.txt del /p FST4W_message.txt
fst4sim.exe "CALL GL PWR" 120 1500 0.0 0.1 1.0 0 99 F> FST4W_message.txt"
echo +-------------------------------------------------------+
echo "FST4W_message.txt"を作成しました。
echo +-------------------------------------------------------+
pause
exit
+++++++++++++ end +++++++++++++++++++
cd C:\WSJT\wsjtx\bin
echo +-------------------------------------------------------+
echo 出力先に有る、古いファイルを削除します。
echo +-------------------------------------------------------+
if exist FST4W_message.txt del /p FST4W_message.txt
fst4sim.exe "CALL GL PWR" 120 1500 0.0 0.1 1.0 0 99 F> FST4W_message.txt"
echo +-------------------------------------------------------+
echo "FST4W_message.txt"を作成しました。
echo +-------------------------------------------------------+
pause
exit
+++++++++++++ end +++++++++++++++++++
出来上がった"FST4W_message.txt"の内容
コッチは、このままではコピー/貼り付けが出来ない
面倒ですが、事前に手作業で修正しておき
書き換え後
後で分かり易くする為コメント部分も変更(WSPR部分も)
一旦、書き込み前に”名前を付けて保存”しておく
変更が判るように別名で保存
Arduino IDE は、スケッチ(ソース)毎にフォルダを作るようです
保存したら、
まず左上のコンパイル・アイコンをクリックしエラーしない事を確認
エラーしたら書き換えた部分を確認
最後に、Arduino Nano に書込みして終了
JG3HGD局様、初めまして。
返信削除JJ0TUC林と申します。
そちらのSi5351のWSPR発生器でWSPRのトランシーバーは製作されましたでしょうか?
もしそうでしたら、その方式で保証認定を通されましたか?
海外ではSi5351とマイコンだけで運用してる例を良く見るのですが、日本国内でやってる所は一度も見たことが無く…
私は専門学生でして、卒業研究でWSPRを搭載したトランシーバーを簡単に作る方法を考えておりまして、凄く興味があります。
良かったら教えて頂けますでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
室内で確認用に微弱電波で使っているだけなので、保証認定は通していません。
返信削除ご期待に沿えず申し訳ございません。
分かりました。保証認定通るか自分で検証してみたいと思います。ブログ、とても参考になりました。ありがとうございました。
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