2020年12月3日木曜日

Si5351A FST4W and WSPR 信号発生器(1)

"W3PM"さんのサイト W3PM WSPR Projects 
http://www.knology.net/~gmarcus/ に紹介されていた
"Auto-Calibrated GPS/RTC Si5351A FST4W and WSPR MEPT"
を作ってみました。
MEPT (Manned Experimental Propagation Transmitter) 
 
概要
ArduinoNanoおよびSi5351Aクロックジェネレータボードを使用して、
LF ~10m バンドのFST4WまたはWSPR信号を生成します。
周波数と時間の精度は、
高精度の温度補償されたDS3231リアルタイムクロック(RTC)ボード、
またはGPS受信機を使用して維持されます。
 
詳細は、PDFファイルでサイトに有ります。
Arduinoソフトウェアも同様ですが・・・
ソフトウェアに関しては、今まで触った事が無いと少々難しいかも。。。?
 
今回は、DS3231 RTC を使いました。
以下、いずれもアマゾンから購入
・Arduino Nano(互換品)
・Si5351A clock generator
・DS3231 real time clock
・0.96 inch 128x64 serial I2C OLED display board
 
ベース用のボードに、適当にレイアウトを考えてメス端子を配置

 
 
Arduino Nano 
五個セットで売られていた物

Si5351A clock generator
同じような商品が沢山有りました。


DS3231 RTC (real time clock)
注意!
赤丸のICの型番は、DS3231SNを使う事
まれに DS3231M が使われている商品があります。
DS3231M は元々精度が低い仕様だそうです
以前購入した、三個セットで売られていた物は二個がDS3231Mでした!
今回新規購入した物は、DS3231SN 良かった!
 
バックアップ電池は充電タイプの使用が前提なので、
非充電タイプの CR2032 を使う場合、一部パターン・カットの
改造が必要(上記写真の白矢印部分)
 
写真ではボードが黒くてパターンが見にくいのですが、一か所カットします。
 
表示部分は、すごく小さい!
 
使い回しのケースの、パネルに直接固定するのが大変なので
一旦ボードに載せる
 
高さ調整の為に、ピンを少しカット
 
ボード・マウント用スペーサーと丁度良いバランスで
パネルとの間隔が出来た。
 
見難いですが、横から見た図


上からの図
 
前面パネル
 
表示例
 
RTCの精度はかなり高く、(殆んど)ズレません。
バックアップ電池で常に保持しています。
周波数も、パワーオン直後には少しズレていますが
5分程度経過すれば自動で補正され、設定した周波数になります。
 
実際にコレを使うには、ソフトウェアの書き込みが必要です。
また、自分のコールサインなどを設定する為にカストマイズする
必要があります。
(この辺に関しては別途 (2)に続く


 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿