FlyDog SDR には、HF-1 と HF-2 の二つの入力ポートが有るのですが
それが切り替え式ではなく同時並行稼働らしい・・・
(回路図は公開されておらず詳細不明です)
その為、色々と弊害があるようで、それを改善する方法が公式サイトに載っています。
http://sdrotg.com/en/developer/sensitivity.html#frequency-response-problem
改造すると、結局 HF-1 は使えなくなり HF-2 だけになるとの事。
そして、あくまでも自己責任で・・壊れても後は知りません!
・・・らしい。
もう既に自己責任の世界に突入しているので・・・
躊躇なく改造する事にした。
金属カバーの取り外し
3か所 ”はんだ吸取線”を使って・・簡単に外れた!
黄色いテープは、
既に修正されているジャンパー・ワイヤー用の保護テープ
(何の修正か不明)
公式サイトに載っている写真が見にくいので
アップにしてみた。
C1 をショート、C2 と L1 を取り外す
老眼には辛い作業ですが、何とか改造した(ピンボケ)写真
C1 は、ワイヤーでジャンパーしています。
一旦動作確認
問題無いようなので金属ケースを元に戻した。
改造後の受信状態を
前回と同じように、KiwiSDR と比較してみた。
ロングワイヤーをスプリッター経由で両方へ接続
"DigiSkimmer"からMF帯HF帯のWSPRを同時受信して両者の
デコードSNR値を比較
便利なツールのサイトが有ったので使ってみました。
MF帯 Avg. SNR
若干 KiwiSDR(SDR1) が良いが・・
改造前の"FlyDog SDR"は、MF帯では4~10dB劣っていたので、
かなり改善された様子!! 😄
160m
サンプル数が少ないので、SNR数値だけで見る --> ほぼ同じ
80m Avg. SNR
ただ、この改造はHF帯の一部周波数帯の改善らしいので
いずれ他のHFバンドも測定(予定)。
今回使ったツールサイト http://wsprd.vk7jj.com/
コレを使ってみました。
http://wspr.rocks/head2head/
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