2020年8月5日水曜日

中古のOCXOを使った10MHz信号発生器

LF/MF帯用のトランスバータを作り直そうと色々と調べていたら
eBay とか AliExpress に、10MHzの”OCXO”が廉価で多く出ている。
(当然、何かの機器から取り外した中古品です)
どうやら何年も前から出回っていて、これを利用した製作例が
国内外のサイトで見つける事ができました。
標準信号源として、かなり優秀らしい。

単純な回路構成なので、早速部品集め・・・
情報参照元はコチラ
http://ict-kuwa.net/10mhz_std.html


OCXO は、AliExpress から、NDK(日本)製と思われる物を入手
OCXO部分のボードをカッターで切り取っただけ!

電動ハンダ吸い取り器でボードを外す
結構しっかりしたボードなので、コレ(ツール)が無いと大変かも?

今回使った、電動ハンダ吸い取り器
コレ使うと簡単に外せるので楽ちんです!

REF5040/74VHC04 は、RSから入手。
REF5040/74VHC04 共、表面実装タイプなので
1.27mmピッチの汎用片面基板を使用して組み上げた。
秋月で購入したコレ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04684/

老眼には、これが限界です。
老眼鏡かけながら、光源付き拡大鏡を使っても・・ツライ!

写真には写っていませんが、電源ON直後の1分程度は0.5Aほど流れます。

安定すると、0.12A

出力波形をオシロで見てみた
OUT-1

OUT-2

予想より、オーバーシュート/アンダーシュートがひどいけど・・・
電圧レベルとしては、OKみたい(1/10プローブを使っています)

校正された測定器は一切無いので・・・ (涙
PCのソフトを使って周波数安定度を観察してみました。
今回は"Argo"を使っています。
超微弱電波を受信する為に QRSS と DFCW に対応したソフトです。
入手先は
https://www.sdradio.eu/weaksignals/argo/index.html

電源ONから2分程度で安定します

端から端まで45分ほど、安定しています。

最後に、10MHzの標準電波に合わせます。
標準電波なんだから正しいと信じて・・・?

両方の信号が確認出来るようにリグとソフトを調整。
Argo は、左下"Visual Gain"の Agc/Lo/Hi を切換えて調整します。

周波数調整用のPOTを最初は1回転ぐらい回しながら合わせていきます。
(POTは、あらかじめOCXOのPin=3(Vcont)が 2.0Vになるようにしておく)

これで一応10MHzになったハズです・・・ネ?!

あとは、
正弦波を作る為にLPFを付ける予定。。。
波形をもっと綺麗にしたい




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